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未来新聞®「天空ウェディング」実現!

遠野の皆様と、遠野みらい創りカレッジという基盤の上で描かれた未来新聞®が次々と実現していった「天空ウェディング」が、2017年6月10日、遠野の街と山々が一望できる高清水で行われました。
雨予報の午前中でしたが、「天空ウェディング」の時間だけ奇跡的に雨があがり決行。過去のみんなの未来共創プログラムに参加した多くの企業が手をつなぎ、5年後の未来として描かれた未来新聞®が、カレッジスタッフのご結婚という突然のお祝い事をきっかけに、気が付けばわずか3か月後に実現されました。
遠野交通が「天空ウェディング特別号」のジャンボタクシーを出せば、ウェディング会場では発案者の民宿大森家の大森さんと新婦愛実さんご本人、カレッジが中心となって作成したアーチやリボン、音響などがセッティングされ、プログラムにサポーターとして参加して下さっていた山田泰平さんからはレッドカーペットを拝借。ブーケは民泊小山美子さんのお庭の花を使った手作り、愛実さんと今日の会場にとっても似合うかわいらしいベールは大森さんの手作り、空を見上げれば、ドローン関連の未来新聞®をいっぱい描いていた北日本朝日航洋のドローンが飛び連続写真を撮影、カレッジ有馬さんの司会進行のもと、総合プロデューサー樋口さんが牧師ならぬ誓いの言葉のガイド役をつとめ、みんなで署名をした結婚証明書に新郎新婦が署名。ライスシャワーのカゴは遠野バイオエナジー勤務、「かごっこぺぱん」主宰の大西真理さんからのご提供。
ランチパーティー会場もプログラム参加企業からのコラボラッシュ。上閉伊酒造新里佳子さんからのピンクの日本酒が贈られ、新郎新婦は千葉木工所高橋寛子さんが用意して下さった特別チェアに座っていただきました。かごっこぺぱんのカゴには今度は大森家のお庭の花が飾られ、民泊立花家の和子さんが祝いの日舞「関の五本松」を踊れば、みんなからのプレゼントとしてお渡しした「もくもく絵本 ウェディングバージョン」の巨大レプリカ版を使ったサイコロゲームで盛り上がる。富士ゼロックス復興推進室の皆様からの寄せ書き贈呈に、これまで「みんなの共創プログラム」に参加されたたくさんの方々からのメッセージも読み上げられ、上郷のちびっこクラブの人形劇あり、カレッジの有馬さんによるギター演奏あり、樋口さんによるピアノの弾き語りあり。カレッジのプリンタをフル活用して作った思い出写真サイコロやテーブルマットも会場に花を添えました。ウエディングケーキもみんなで朝からフルーツをカットした手作りです。
今回参加できなかった介護福祉関係のプログラム参加企業、ケア・グラントの唯是光裕さんや、とおの松寿会、そして遠野ケアイノベーション会議の松田学さんも、今後、この天空ウェディングパッケージにはご高齢の方の送迎や介助で協力したいとおっしゃってくださったり・・・
みんなでまさに「共創」したこんなにあったかい手作りウェディングの感動を下さったお一人お一人、そして結果として未来新聞®の実証実験の様相を呈すなか、その実験台に喜んでなっていただき、一緒に楽しみ準備をして下さった愛実さんとご新郎様、およびご家族の皆様に感謝と喜びでいっぱいです。私たちがここまでのものを作れたのは(作ろうと思えたのは)、一重にみんな本当に愛実さんが大好きで、たくさんお世話になってきたという実感があるからこそ、そしてカレッジという場とプログラムを通じて描き合った未来新聞®、およびプログラムを通じて培った関係性の賜物だと思っています。仕事の合間を縫って行われた実質的準備はわずか2週間。こういうことっておこるんだ。。そんな奇跡をみせてくれた「天空ウェディング」は、岩手日報にも朝日新聞岩手版にも大きく取り上げていただきました。
ここからみんなでちゃんと事業にしていきたい。カレッジを通じてつながった仲間との最初の一歩は、みんなの想いが一つになってつながった幸せの一歩でした。
20170611天空ウェディングメディア掲載
インターネット版の記事はこちらからご覧いただけます。

「高清水高原で初の結婚式 遠野、絶景が門出演出」2017年6月11日 岩手日報

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