【築35年フルリノベ 気密測定しました!】
~結果はC値「1.16」、高気密の指標、C値「1.0」も射程圏内に!~
築35年でも、高気密住宅は作れるのか!?
昨日、「運命の気密測定」が行われました。
高気密の指標は、気密性能を表すC値(相当隙間面積)が「1.0」以下。
リノベーションで目指せる気密性能は、がんばってC値「2.0」程度(By日本住環境さま)(C値は数字が小さいほうが気密が高い)。
結果、気密のプロ、日本住環境さんが過去に測定したリノベーション物件の気密性能で、ベストスコア「C値1.16」が出ました!
1回目の測定ではC値1.3(1㎡あたり1.3c㎡の隙間があるということ)。そして、隙間風を感じるところをみんなで補修してのぞんだ2回目、3回目の測定では、C値1.2(1㎡あたり1.2c㎡の隙間)。この数字は四捨五入されているので、正確に計算するとC値1.16。ここから内装をすすめ、壁や屋根下にボードを貼れば、家の完成時には1.0出るでしょうとのお話。高気密と言えるのは、C値1.0くらいからだから、築35年でも、高気密住宅は作れるという実証になりました!!
これ、すごいことらしいのです。
というのも、日本住環境さんの事前説明によると「リノベーションだと、C値”2”を切るのも難しい…」はずでした。実際、新築でC値0.5などを出す熟練工務店さんでも、スケルトンリノベしてでさえC値が2.9などになった。経年や解体で木材に穴やゆがみが生じた結果、中古物件では、それほどまでに隙間を埋めるのが難しい。他のリノベーションでのケースでも、C値2をギリギリ切って1.95とか出たことはあったけれど…とのこと。
そんな背景から、日本住環境さんに気密測定をお願いした当初から、「リノベーションでの気密測定はあまり期待しないように…」とさんざん言われていました。
そんな中で出た、初回の1.3。それも一つ一つの隙間が小さいという結果も出て、それはすなわち、施工不良はないということ。さらに断熱材がセルロースファイバーという、気密処理には不利な条件にも関わらず(セルロースファイバーはふわふわと柔らかい不織布で覆われるので、それが気密シートの下地となり、気密施工がしにくい。吹き付けウレタン断熱だと、それだけで気密も同時に取れるので、比較的容易に、よい測定結果が出るらしい。)、この数字が出たのは、ひとえに小川さんたちの丁寧な施工あってです!と、絶賛をいただきました。
やったー、小川さん!すごい!ありがとうございます!
南さん、Kさんも、ありがとうございます!!みんな、はじめてのチャレンジだったけれど、これは日本住環境さんも驚く数字。
気密施工は経験がモノを言うと言われている中、「なぜ初回からそこまでの数字を出せたのですか?」と小川さんに伺えば、「高気密への理解と意識かなー」とのこと。一緒に省エネ建築診断士を取り、勉強を重ね、たぶんお一人でもいっぱい研究を重ねて下さり、中古リノベなのに気密測定をしたいという施主の要望に、結果で応えて下さった。
小川さん、ありがとうございますー!!
昨日の結果を経て、日本住環境さんからは、「もう相応の数字が出たし、あとは内装施工で数値がよくなるだけなので、完成時の気密測定はしなくてOKじゃないですか?」と言われたものの…
家人は家人で、昨日終了後、みんなが帰ったあとも、気密テープを張り続ける。今日も小川さんと話せば、昨日はやっつけで隙間を埋めていったけれど、サッシのまわりも、換気口のところも、シャワールームの土台も、もっと丁寧にやれば数値は上がるかも…と、やる気まんまん。完成時にもう一度気密測定すると、それはそれでお金かかりますが…、やっぱり1.0とという数字を、この目で見てみたいなー。
ちなみに、新築でC値が0.5などで竣工されても、経年で数値は少しずつ悪くなるといいます。その一番の原因は、木材の水分の変化とのこと。新築後に木材の乾燥が進み、収縮で隙間が空いていくのだそうです。あとは耐震設計が弱いと、そこからも隙間ができていくとのこと。
ということは築35年の我が家の木材なら、すでに水分も抜け切り、収縮も少ないという理解でいいのかな??耐震性はめちゃめちゃアップさせたから、だとしたら我が家は、このC値1.0レベルの性能を、新築の家よりも維持しやすいのかな??
と、そんなことに思いを馳せながら、とにかく気密で一安心。
はじめての気密施工で、いきなりベストスコア。すごいなー小川さん。
そして、世の中に有り余る「空き家」も、丁寧な施工を行なえば、高気密で省エネな住宅になりうる。そんな可能性と希望をいただいた一日でした。
皆様、本当にありがとうございました!!