ウィルウィンドの使命は「想いを次の世代につなげる」こと。
大自然の中で生きることの意味を問い続けていたある日
必死にいのちをつないで生きている動物や植物を見て考えました。
動物や植物はつながりあい、支え合い、
それでも自身の種の生存をかけて懸命に生きている。
私たち人間は、いのちをつなぐということに、
彼らほどにきちんと向き合えているだろうか。
脈々と続くいのちのバトンを受け継いだ私たちは
過去の私たちの大先輩たちがしてくれたのと同じように、
次の世代に何かを伝え遺すことに
もっと真摯に向き合わなければならないのではないだろうか・・・
ニュージーランドの森の中を一人歩いていた代表の想いから
ウィルウィンドの使命は生まれました。
「想いを次の世代につなげる」
私たちが生きる意味をいくら問い直そうとも
次の世代のために生きているのではないかもしれないと
たとえその言葉自身を疑ってかかろうとも
それでも”最後の砦”として掲げたい使命。
人生に答えはない
答えはないけれど、誰もが平等に死ぬことだけは決まっています。
だからこそ、死を通じて与えられた“今を生きる喜び”を胸に、
呼応し合う仲間と新しい未来を創っていきたい…。
「想いを次の世代につなげる」
お金として残す遺産も「想い」。
生きざまを残すのも「想い」。
子供たちに残す自然環境もまた「想い」。
そして後世の人たちが生活を営む街を作るのも、
地元を元気にするのもまた「想い」。
原点となる想いがあって、
はじめて形となる未来が創られていきます。
「想い」の種を見つけ、育み、慈しみ、次の世代につなげる風となる。
・・・
世の中では多くの問題が起こり、皆、進むべき道を模索しています。
今は、私たち人類にとっての大きな過渡期なのかもしれません。
でもウィルウィンドはこの状況に少しだけ楽観的です。
動物や植物といった自然が
私たちに多くを教えてくれるように
如何に生きるべきかのその答えを
自然の一部である私たちも
自らの中に持っているはずです。
恐らくたった一つの正解はない。
でもお互いが自らの本心と向き合い
心の奥底から行うコミュニケーションの中に
未来を創造する種があるのだとウィルウィンドは信じています。
そんな想いを同じくする仲間たちと手を取り合い
想いのたけを込めた未来を創造しながら
「想いを次の世代につなげる」。
この使命の下、みなさまとお目にかかるのを楽しみにしています。
有限会社ウィルウィンド
代表取締役 冨田直子
2005年8月15日 設立によせて
(代表挨拶はこちら)