【庭の給排水工事】〜くるくるに向けて〜
【庭の給排水工事】
〜くるくるに向けて〜
我が家の屋号を「くるくる」にしようと思っています。いろんな想いを込めていますが、くるくる回る「循環」という意味は大きいです。そんなくるくるの根幹をなす、給排水の庭工事が先週、オオニシ吹き荒れる中で行われました。
上下水道がなく、排水も庭の浸透桝にしか行えない我が家の場合、循環を疎かにすると、暮らしにそのまま返ってきます。排水を流す庭に、飲み水となる井戸があるというこの感覚は、都会暮らしではもちえなかった感覚です。
雨水からくる井戸の水を活用し、それらを再び大地に浸透させて庭を潤し、人間も動物も草花も微生物も栄え、その水が眼前に広がる海へと流れ、美味しい魚として返り、やがて海はお天道様に照らされて雲となり、また恵みの雨として明日の私の飲み水となる。
そんな地球の大循環に、よりよきかたちで加わりたいという想いから、今回の工事では、井戸ポンプの位置を井戸の近くに変え、宅内への給水経路を、受水槽経由にする準備をしていただきました(受水槽はこれから購入)。受水槽を経由させることで、あとから受水槽に雨水を混ぜて、暮らしで雨水を本格的に活用する実験もできるようになります。
また排水は、汲み取り式だったトイレと、その他すべての生活排水が庭の浸透桝に流れていたものを、エコロン行きと、浸透桝行きの二手に分けていただきました。エコロンに流す水は、トイレとキッチン、洗面まわりという、栄養価の高い排水。エコロンでは江戸の肥溜めの進化版よろしく、嫌気性微生物と好気性微生物が排水を分解浄化し、一般的な浄化槽よりも透明できれいな水を大地に返します。浸透桝に流す水は、シャワーと洗濯機からの水、という比較的栄養価の低い排水。こちらは庭に住む微生物がその場で分解します。もちろん、食器用洗剤、シャンプー、洗濯洗剤等は、なるべく環境にやさしいものを使い続けます。油汚れも、すべてふき取ってから洗います。
すでにエコロンと浸透桝は存在するので、今回の工事は、ユンボで庭に穴を掘って、これらを配管でつなげていくというのがメイン。
給水を受水槽経由にしていただいたり、排水経路を二手に分けていただいたり、さらには小屋へのルートも必要だったりと、強風の中、複雑な工事に対応下さった設備屋さんには、感謝に堪えません。
シンプルイズベスト、という思いはありつつ、これは逆行することなのか、意味があることなのか、価値があることなのか、悩みつつ、発信しつつの実験ハウス。どうか皆様、見守っていただけたら幸いです✨







