日産リーフe+ 60kWh★購入編
地球一個分の豊かな暮らしを実現するためにやってきた館山。
車購入にあたって、電気自動車以外の選択肢はありませんでした。これから家のリノベーションを経て、太陽光発電や、V2H(車から家への給電)他、やってみたいことはいろいろですが、まず車からスタートです。
車種は、日産リーフのe+(バッテリー容量60kWh)一択でした。
家の前が田んぼのあぜ道なので、本来はもっと小さな車がほしかった(日産サクラは魅力でした)。。のですが、館山から東京往復を、途中充電なしで(エアコンも使いながら)余裕で行えて、中でも一番低価格な車となれば、リーフ60kWhしかありませんでした。
館山の我が家と東京の実家の往復はぴったり220キロ。60kWhだとカタログ値の航続距離は450km。現実的な航続距離は1kWhあたりの電費が6km~7kmとのことで360km~420km程度。ただし、エアコンやヒーターをつけたり、高速道路が多ければ走行距離は減るとのことで、東京往復で寄り道のことなども考慮すると、一つ下のグレード、容量40kWhのリーフは選択肢からはずれました。
注文は6月9日、納車は約4か月後の10月頃と言われつつ、半導体不足で1か月~2か月くらいはずれる可能性もあるとのことで、のんびり待つことに。
尚、将来的にV2Hを導入し、このリーフを家の蓄電池としても使うことを考えると、リーフのバッテリーは格安です。現時点でのリチウムイオンバッテリーの相場は1kWhで15万円~20万円程度。仮に15万円として、それが60kWh積まれているリーフは、蓄電池だけでも900万円以上の価値。なのにリーフは420万円ちょっとと半額以下。中古のリーフならさらに安いですが、62kWhはほとんど出回っていない上に、新車なら最低でも80万円の補助金が出るので、新車でよいかという結論になりました。(東京在住なら補助金130万円超!)。※2022年4月のマイナーチェンジで62kWhのリーフe+は60kWhになり、20万円近くお安くなりました。
ところが9月上旬だったでしょうか、「令和4年度のCEV補助金が10月中旬~下旬を目処に受付終了見込み」と発表されるではないですか。途中登場した日産サクラなどの軽自動車のEVが盛大に売れたからとのこと。昨年は、CEV補助金を期待して注文した人が、補助金が終わってしまい80万円をもらい損ねたという悲劇が。(その後補正予算で補助金が追加されたようですが、その方は「魔の17日間」という補助金の端境期に登録をしてしまった)
ディーラーの営業担当の方からは今のところ9月末工場出荷予定なので大丈夫という言葉をいただきつつもドキドキ。
そして9月末日、出荷が確認でき、登録がすんで、営業担当の方から補助金申請手続き終わりましたと聞いてやっと胸をなでおろす。
気持ちに余裕ができると、家人とガソリンスタンドの前を通るたびに「もうこことはご縁はなくなるね」とか、「ガソリンの値段も、これからはただの数字になるんだよね」などと、近未来にワクワク。
そして納車日が確定したのが10月3日頃だったと思います。母の命日の10月6日ならギリギリ間に合うとのことになり、納車日当日は2か月間借りたレンタカーに人生最後の給油?をして返却、縁のあった文京区のディーラーでリーフを納車いただき、父や母の写真、そして妹をピカピカの新車に乗せて、母の一年祭に向け、東京から館山までドライブすることが叶いました。
聞けば、前日の10月5日夕方にディーラーに入ったとのことで、最終点検をしての6日あさイチの納車というのは最速納車。母の一年祭に合わせたかのような奇跡でした。
次は「1000キロ走ってみた編」に続きます。