銀座のクラブ「予詩」様にてSDGsアウトサイドインを実施しました
今日は銀座の高級クラブ「予詩」さまにて、SDGsアウトサイドインのカードゲームを実施させていただきました。
クラブは夢を売るところ、ときっぱりとおっしゃりつつ、社会課題に高い関心を寄せる夕益(ゆうみ)ママ。SDGsから学べることを、スタッフも人としての芯に持っていてほしいという願いから、ママが一度経験したSDGsゲームを、このたびクラブでも実施することになりました。
SDGsの初心者がほとんどだった今回。どうストーリーを伝えようかと悩みましたが、クラブを利用される方々、すなわちビジネスセクターの力がどれだけ今回のSDGs達成に期待されているかということ、そして、日本や世界の格差の話をした上で、「クラブは富の再分配の交差点になりうるのでは」という問いなどを投げさせていただきました。
そして、だからこそ、という文脈で、受け取った富を、どのように使うかは、消費者であり生活者である皆様が決められること、買い物はどのような世界を作りたいかの投票であることなどを、様々な事例を交えてお伝えしました。
皆様本当に楽しくゲームし、最後は真剣に聞き入って下さいました。
感想では、「世界の仕組み、SDGsのことをはじめて知って、衝撃だった」というお話から、「買い物の仕方を見直していきたい」という具体的なこと、そして、ゲームでは「スピードやコラボの大事さが分かった」や、「自分はゲームのwillカードとして《貧困を失くそう》を選んだけれど、聞かれるまで自分に志がなかったことに気がついた。今日をきっかけに学んで考えていきたい」などという声があがりました。
滅多に足を踏み入れることができない貴重な場での開催となりましたが、私はママから、ハレの場でのプロとしての在り方を教えていただきました。そして同時に、各スタッフに、ハレを離れた日常で、どうあってほしいかを、大きな愛で伝えるママに心動かされました。
今回、SDGsは、いろいろな立場にある方たちとみんなで手を取り合って進めるものだということを、私自身、改めて感じる機会をいただきました。
予詩の皆様と、場をご一緒できたこと、とても楽しかったです。素敵なご縁をありがとうございました。※元地下劇場だったという予詩の空間。夕益ママの想いとともに、とても素敵でした。