10周年の感謝
本日でウィルウィンドは設立10周年をむかえました。
戦後60年の8月15日に設立し、今年は戦後70年。
多くの方からの応援とご縁をいただいきながら出逢いを重ね、
糸をたどるようにして今日まで来ることができました。
支えてくださったすべの皆様、つながりをいただいたすべての皆様に
心からの御礼と感謝を申し上げます。
過去~現在~未来 をつなぎ、
人類にとってよりよい未来を創るきっかけを作れたらと
この10年、想いをつなぐ自分史、家族史、社史の制作のお手伝いをさせていただきました。
戦前の豊かな暮らしに触れ、戦争への想い、葛藤、悲しみや絶望に触れ、
戦後の希望や喜びに触れ、そして高度経済成長へと発展する
血沸き肉躍る人々のやる気の原点にも触れさせていただきました。
目の前の方の喜怒哀楽に直接触れることで
遠い過去の出来事が、少しずつ自分の感情と重なり、
自分事になっていく感覚を覚えることができました。
100年前の過去を自分事として捉えられると、
100年先の未来も自分事として捉えられる。。
自分事として捉えられる時間軸を長く持てれば持てるほど、
ずっと先の未来を見据えた、子孫に恥ずかしくない今を生き、
よりよき未来を創っていけるのではないかというのが
ウィルウィンドを通じて探究させていただいているテーマの一つです。
実際、私自身が持つ過去方向への時間軸の幅は、
ご自身の来し方を喜怒哀楽と共に語る語り手の皆様の手によって
大きく深く広げていただきました。
感謝しても感謝しきれない豊かで深い時間のプレゼントをいただきました。
そして、ここ数年は
企業や地域で未来創りのお手伝いもさせていただきながら
参加者の皆様が描くリアルな未来新聞®を持って、
今度は未来方向への時間軸の幅を大きく広げさせていただいています。
なんてクリエイティブでわくわくする時間のプレゼントをいただいているのでしょう。
10周年の今日は、
過去を、未来のデバイスでつなぐ、ちょっと面白い取り組みに参加予定です。
10年前はまだ遠かったデバイスが、今は身近になっている。
未来はこうしてやってくるし、明日以降の未来は、私たちに創られるのを待っています。
「未来は今の積み重ね」
これからも一歩一歩、小さくても誇れる「今」を、
未来に向けて積み上げていきたいと思います。
11年目からも、どうぞよろしくお願いいたします。