創立記念日にかえて
【創立記念日にかえて】
終戦記念日の今日、ウィルウィンドは創立17周年を迎えました。
戦争で亡くなった方々に恥じない未来を作りたいと、この日を創立記念日に選んだあの日。
今回の引っ越しの整理で、起業した年に掲載された雑誌の取材記事を見つけました。これから起業したい人に向けた、先輩からの一言を集めた特集記事。
「人としていかに生きるか――」
自分でも笑えるほど、17年前から変わっていない問い。
そしてこの記事にある通り、問い続けながら、共に考える仲間を増やしてきたのだと感じています。実際今日も、終日メタバースで「Re-generative zenschool」の受講生の皆様と、心からワクワクする自分らしい事業を考えるため、まずは「本当の自分」と向き合うワークを行いました。
袖振り合うも他生の縁、といいますが、出会ってきた多くの方と、出会うべくして出会い、影響を与え合い、支え合い、分かち合ってきた17年間――
と、そんなことに思いを馳せていたら、今ふと、
「あ…、もしかしたら戦争で亡くなった方々の生まれ変わりが、今の自分たちなのかもしれない…」
という思いが、頭をよぎりました。
来世も会おう、桜の下で会おう、次に生まれ変わったら戦争のない世界を作ろう、、そんな仲間たちと、今、もし、出会い直しているのだとしたら…
急に胸が熱くなりました。
なぜか今まで17年間、そんなふうには考えたことがなかった――
知覧でも靖国でも、広島でも沖縄でも、兵隊さんはもちろん市井の人々の想いに触れ、涙し、先輩方の想いを無駄にはしませんよ。。と胸に手を当ててきたのに、自分自身が彼らの生まれ変わりかもしれないという発想には至らなかった、、なぜ今、急に降りてきた?
そして、もし仮に本当に生まれ変わりだとしたら、そうだとしたら、私は誰と何をするのだろう。。何を語るのだろう。。
なんでしょう。メタバースで、月面から地球を眺めたり、生まれ変わり、再生のワークなどをしたせいでしょうか。ちょっと不思議な終戦記念日。
そして改めて感じる、やはり終わらぬ「いかに生きるか」の問い。
18年目は、拠点を館山に移し、自然と一体となって、引き続き問いと向き合いたいと思います。山積する社会課題はあるものの、私はいったいどんな世界を作りたいのかを考え、それを小さな範囲からでも具現化していけたらと思います。キーワードは、生きとし生けるものと共に、誰もが自分らしく、心豊かに、平和に暮らせる世界ーー。
新たな出会いも楽しみつつ、
今、この時を、皆様と共に過ごせることに感謝して…
本年度も引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。