ほったて小屋とパッシブハウス
【ほったて小屋とパッシブハウス】
今日は八王子恩方で、GWに開催するほったて小屋ワークショップの準備。GWは、小屋組みなどを行うので、それができる段階まで、掘って建てた柱などを整えていきます。
まずは足場作り。
森にある細丸太を針金(番線)でしばり、工務店社長、えんちゃんに習って、みんなで足場を作っていきます。森にあるもので全部作る。かっけーーー!
だけど、私は朝の30分、にぎやかしただけで、その後は車の中から、パッシブハウスジャパンの省エネ建築診断士セミナー最終日に出席。
みんなの作業を尻目に、超絶細かいエクセルシート(パッシブハウスを目指すためのソフト)と向き合っています。その土地の気候風土を選んだあと、断熱材やボードの厚みによって変わる熱還流率、その中にどのくらい木部率が含まれているか、窓のガラスと枠の面積に応じた熱還流率はもちろん、窓とガラスの隙間から出る熱損失、換気の損失まで入れ込んで、家の年間暖房負荷を計算していく。このソフトで設計されたものと、実際に建った家の性能がほぼ変わらない、いや、むしろ家の性能の方が少しよくなるというくらい緻密な設計が可能。
ほったて小屋とパッシブハウス。すごいギャップ。
だけど根っこは一緒。できるだけ自然の力を借りて、家を建てようというもの。ハイテクじゃなくて、ローテク。すごいおもしろい。
◆森とつながるほったて小屋:小屋組みワークショップ
5月4日、5日
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