【種まきせずとも野菜がいっぱい!】 ~お庭の野草をいただく新しい感覚~
生物多様性を学ぶ「坂田の杜」でご一緒していたみほべぇさんが、
庭の野草たちをお料理していたので、
私も、庭に生えているカラスノエンドウを摘んで食べました。
香りがいい!クセもない!
はじめての味だけど、おいしいではないの!
都会に育ち、食べ物を「買うもの」だと思ってきた。
ベランダ菜園をはじめて、食べ物が「自分でも作れるもの」になった。
そして、今、田舎に引っ越し、食べ物は「すでにそこいらじゅうにあるもの」に!?
種をまかずとも、すでに野菜が庭いっぱい、という状況に、脳がバグり気味。
だけどその一方で、求めなくても、すでにすべてがあるという宇宙の摂理を、やっと理解しだしたかーお前、という天の声も聞こえてくる。
草摘みをしてると、お食事中のテントウムシやハチたちが、指先を行き交う。
みんなと食べ物を分かち合ってる感覚に、思わず笑みがこぼれる。
カラスノエンドウからも、いいよ、ここの柔らかいとこ美味しいよ、って声が聞こえてくるような気がする。
もいじゃって痛いかなーとか、かわいそうかなーという感覚は、人間が自分のためだけに何かをしようとしているときに芽生える感覚なのかな。
とにかく今回は、みんなと一緒にこの場所で、
お食事をしている感覚になった。
「みんなが、みんなのためにいる」っていう感覚になった。