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親子でオーガニックコットン×SDGs体験!

親子でオーガニックコットンの収穫をしたあと、2030SDGsのカードゲームでつながっている世界を体験し、みんなでオーガニックコットン栽培の先につながる世界に思いを馳せる。。

ふくわた(ふくしまオーガニックコットンプロジェクト)主催のフィールドワークとSDGsカードゲームを組み合わせたワークショップを、小名浜第一小学校青空学童クラブの親子の皆様に、去る日曜日、実施させていただきました。

午前中のオーガニックコットン収穫では、これがTシャツや靴下、私たちの洋服のもとになる綿であることをみんなの指先で感じる。そして、コットンベイブを作ったり、綿繰り機で種を綿の中から取り出す体験。


お昼を挟んでゲームへと移行し、「今日は大人も子どもも関係ない日です」、そして「大人も子どもも、誰も答えを知らない話をします」と冒頭で伝える。

すると、ゲームの威力と相まって、振り返りパートでは、子どもたちが発表する感性豊かな気づきにおとなたちもウルウル。おとなも深い内省からくる気付きを子どもたちとシェア。今回は両親と子ども2人や3人といった家族全員で参加された方も多く、同じテーブルに座り、ここは家族のリビングルーム?みたいな雰囲気を出しつつ、みんなフラットにお互いの考えを発現し、対話をしている光景が輝いている。

そして最後は、世界がすべてつながっていることを学んだからこそ思いを馳せられる、オーガニックコットン栽培の先にある可能性。

ふくわたのことを充分に伝える時間がないままのこの質問、少し難しいかなと思いつつ聞いてみると、この栽培の先には「みんなが洋服を作って販売できる(経済)」、「オーガニックで環境をいじめない(環境)」、「だれもが洋服を着られる(社会)」なんていうワクワクする発言が子どもたちから飛び出す。

みんなが感じる可能性に耳を傾けたあと、震災と原発事故を機に、野菜栽培が厳しくなったいわきの農地では、農家さんたちの経済状況がこんなふうに。と、青い経済のマグネットを減らして説明。そこにふくわた代表の吉田恵美子さんらが、困窮する農家さんたちの経済循環の足しに少しでもなればとはじめたオーガニックコットン栽培活動は、土地に負荷をかけない環境活動にとどまらず(緑のマグネットが増える)、多くの人をいわきに呼び込む社会的取り組みにも発展し(黄色いマグネットも増える)、ふくしまコットンベルトを作るまでにいたる、なんて話を、ゲームのマグネットで説明。

フィールドワークと組み合わさったからこそ、現実世界とゲームの世界を五感で結び付けられる豊かな時間。

そして締めは、吉田さんから「収穫したコットンの種を自宅や学童で撒いて、育ててほしい。そしてふくわたに送ってほしい。私たちが製品にして、また経済と環境と社会がつながっていくから」と、そんな願いがみんなに伝えられる。

小学1年生4人を含む子ども12名、大人17名(指導員さん5名含む)の7家族の皆様と共に、私も新たな可能性が見えた1日となりました。企画下さった学童の役員、Nさんからも「本当に子どもたちには未来があるし、生きるエネルギーに満ちあふれていて元気をもらえますね」とのお言葉。

素晴らしい機会をいただきました青空学童クラブの皆様、ふくわたの皆様、ありがとうございました😊🌈🌱✨

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